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一年生 デッサン
 線を交差(クロスハッチング)させ、立体の形を表現し、陰影を表現することに重点を置いてデッサンしました。対象を深くまなざし、描きながら対象の理解を深めることになるデッサンやスケッチは、「見ることのトレーニング」といえます。これを通して培える力は、美術の基礎であることにとどまらず、様々な事柄において重要な意味をもち、諸科学の基本姿勢を身につけることにさえつながります。また、クロスハッチングや陰影表現の工夫によって、写真以上の立体感や実在性を生み出すことも可能であり、デッサンは「創造力の基礎」としても重要な意味を持っています。

1年 岡本 楓真

1年 須子 澄香
一年生 抽象画
 ポスターカラー(水彩絵の具)を用いて、抽象画に取り組みました。何か特定のイメージを用いるのではなく、絵の具で夢中になって造形遊びをしながら色を混ぜ、形を作り、絵画空間を完成させる、「特定のものごと」に縛られない造形行為の一つ一つが作者の個性の抽出、さらには全くの新しい表現の創造になり、結果として完成した作品は個性豊かなものになります。そして、個性溢れる作品は世界にただ一つのものであり、オンリーワンの「美」をもっています。
 絵画といえば、一般的に「上手な絵」「写真のような絵」が評価されがちです。しかし、絵画には絵画、写真には写真としての存在意義があるので、写真とは異なる絵画特有の表現というものは非常に大切です。また、個性を発揮し、伸ばしていくことなしに、技術だけを追求しても豊かな創造力は育ちません。そして、絵画は具象や写実だけではなく、抽象画も立派な絵画であることを、子どもたちの作品を味わって感じてほしいと思います。

1年 桐村 一郎

1年 磯野 茉莉
二年生 色鉛筆静物デッサン
 主に色鉛筆の赤・黄・青の三原色だけで静物デッサンしました。この三原色を混ぜる、または少し離れて見ることで起こる視覚混合(目の中で色が混じること)によって基本的な色彩表現は可能で、色を自由に作り出すことができます。
 人間は普段、「リンゴ=赤」「レモン=黄」のように、周囲の色を単純化してとらえていますが、実はとても複雑な表情を周囲の世界は持っており、それらは絵の具や色鉛筆の固有の色だけでは表現不可能です。三原色デッサンによって、普段見ているようで見ていない色の世界を意識化し、色彩豊かに表現できるということを学びました。

2年 井上 菜々子

2年 久保 ゆきの
二年生 ボールペン点描画
 ボールペンで点描画に取り組みました。点描は点の疎密による表現で、他の表現方法に比べて時間を要します。しかし、この時間を要することに大きな意味があり、時間がかかるがゆえに対象をよく見て描くことにつながります。また、点描は細部の表現には不向きであるがゆえに全体の特徴をとらえることに重きが置かれます。これは、普段細部まで物を見ない人間の視覚を意識して、いかにすれば「それらしく」見えるかについて考え、試行錯誤して表現する機会を生み出します。人間の視覚心理について学ぶことも美術を学ぶ上で重要な側面です。

2年 太田 俊介

2年 佐野 恭太